UEFAがACミランに対しファイナンシャル・フェアプレーの基準に違反したとして、以下内容の処分を科すことを発表した。
ミランに言い渡された処分内容。
・ 1200万ユーロの罰金
・ 向こう2年間欧州カップ戦の登録人数制限( 25人 → 21人 )
・ 2021年まで収支バランスの維持改善
苦しいのは、2021年までの収支バランスの維持と改善か?
近年の赤字経営に拍車をかけたのが昨年夏の移籍市場での巨額投資。
結果、今夏に欧州カップ戦の出場権の剥奪が言い渡されたものの、スポーツ仲裁裁判所への上訴によりこれを回避。
今回の決定にも、異議申し立ての権利は与えられているが、ミランが上訴するかどうかは不透明。
過去に、FFP義務違反でパリ・サンジェルマンやマンチェスター・シティが言い渡された処分と同等の決定。
たとえ上訴したとしても覆るかどうかは、難しい可能性もある。
なお、2021年までに収支バランスの維持改善が達成できない場合、22-23または23-24シーズンで欧州カップ戦の出場権を確保したとしても、その権利が剥奪されることになるという。
苦しい状況に立たされたミラン。
今冬の移籍市場でも大型補強が噂されているだけに、この決定が今後のクラブ運営にどのような影響を与えることとなるか注目だ。
UEFA
ACミランに対しFFP義務違反で処分を発表・1200万ユーロの罰金
・欧州カップ戦メンバー登録21人へ制限
・2021年まで収支のバランスを維持補強資金抑制はなかった様子。
過去、マンチェスター・シティやパリ・サンジェルマンが言い渡された処分とほぼ同類とみられるhttps://t.co/wemjiWijXp— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) December 14, 2018