かつてバルセロナで活躍したビクトール・バルデス。現役引退を正式発表した。
2014年夏に20年近く過ごしてきたバルセロナと袂を渡って行こう、複数のクラブを渡り歩いたV・バルデス。
キャリアの晩年、苦しいシーズンを過ごし続け2017年なつにミドルスブラを退団して以降、無所属の状態が続いていた。
無所属の状態が続いていたV・バルデスは、番組制作会社を設立するなどセカンド・キャリアをスタートさせていたが、現役引退は表明していないのが現状であった。
このまま未発表のまま、現役生活から退くこととなるかと見られていたV・バルデスだが、2018年元日突然指針のSNSで『 全てにありがとう 』と投稿。
同氏をよく知る人たちは、この投稿はV・バルデス流の現役引退の発表であると話している。
バルセロナに残留し続けていたとすれば、また別の形で現役引退を迎えていたかもしれないが、13−14シーズンに選手のキャリアを一変するだけの負傷を経験。
当時加入が決まっていたASモナコがV・バルデスとの契約を翻意とし、その後加入したマンチェスター・ユナイテッドではルイス・ファン・ハール元監督の冷遇でトップチーム帯同を許されないなど苦い経験もした。
だが、個人そしてチームとして勝ち得るタイトルのほぼ全てを獲得しサッカー人生最高のキャリアを歩んだV・バルデス。
すでにセカンド・キャリアをスタート。順風満帆なキャリアを歩み続けたV・バルデスは、今後も多くの人々の記憶に残り続ける選手として語り継がれていくこととなるかもしれない。