鉄人カンビアッソ、ついに現役引退へ

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 ここ2シーズン、ギリシャのオリンピアコスでプレーした元アルゼンチン代表MFエステバン・カンビアッソ。

 ついに、現役引退を発表した。

 アルヘンティノス・ジュニアーズの下部組織出身で、1996年にレアル・マドリーBでプロデビューを果たした。

 マドリーで主力として活躍するも、クラブの大型補強のあおりを受け2004年にインテルへ移籍。

 インテルの黄金期を中盤の底で支え、チームを鼓舞する活躍が高く評価され、アルゼンチン代表にも定期的に召集されるなど存在感を発揮。

 インテルでは、チャンピオンズリーグ、クラブ・ワールドカップ、セリエA、コッパ・イタリア、スーペルコッパとイタリアで獲得できるであろうタイトルを総なめ。

 2014年夏にレスター・シティへ移籍しプレミアリーグで苦しい戦いを強いられたものの、チームの残留に大きく貢献した選手の一人。

 その後、ギリシャのオリンピアコスへ移籍し、ギリシャスーパーリーグを2度制覇するなどタイトルとは切っても切れない選手。

 すでに引退後のキャリアの道への準備も着実に進めており、UEFAプロライセンス取得コースに合格し、ユースの監督、1部や2部リーグの第2監督を務めることが可能となる。

 報道によると、カンビアッソは第2の人生をギリシャで過ごすことを決断。ディレクター職から新たな歩みをスタートすると伝えた。

 

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