ベイル、中国行きが大詰めに?ただ、移籍金の報道が一切ないのが不安材料

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 レアル・マドリー所属のFWガレス・ベイル。今夏の移籍市場でクラブ退団が報じられるベイル。
 受け入れ先が見つからず苦慮するマドリーだが、ここにきて中国スーパーリーグのクラブからベイル獲得に向け猛プッシュを受けている。

 

 今回の報道では、江蘇蘇寧が週給100万ポンドのオファーをベイルに対し提示したとのこと。
 このオファーは、現在マドリーで受け取る週給60万ポンドを大幅に超える条件になる。

 

 これまで、ベイルはマドリー残留を強調し続けており、今もそれは変化はない。
 ただ、代理人を務めるジョナサン・バーネット氏が中国訪問を目撃されており、選手側は可能性を模索しているはず。

 

 ここで疑問なのが、江蘇蘇寧がマドリーからベイルを獲得する際に必要な移籍金に関しての報道が全く出回らないことだ。
 報道レベルなので、江蘇蘇寧とマドリーの接触は少なからずあると思われるが、マドリーが満足できるだけのオファーを提示していることは考えにくい。

 

 もしかしたら、バーネット代理人に破格のオファーを提示する代わりに、マドリーと契約解除を求めていても不思議ではない。
 本来であれば、29歳という年齢で中国行きを検討しなければいけない選手のはずがない。

 

 ただ、昨季自分本位のプレースタイル、覇気を感じられないプレーで首脳陣やサポーターから多くの批判を買ったのは事実。
 昨年夏、ユヴェントスへ移籍したクリスティアーノ・ロナウドの後継者として獲得し、チャンスを掴みきれなかったベイル。

 

 首脳陣の中で、最後までかばい続けていたのがフロレンティーノ・ペレス会長だったが、ジネディーヌ・ジダン監督の構想から外れた時点で売却を決断した模様。
 先日、クラブ名は明かされなかったものの、中国から届いたオファーを移籍金の低さからオファーを拒否したマドリー。

 

 中国スーパーリーグのクラブは、海外の選手を獲得する際に支払った移籍金の数%をサッカー協会に支払う必要があり、おいそれと巨額の移籍金のオファーを提示することができないのが現状。
 ウルトラCでもなければ、ベイルの中国移籍は決まることはないと考える。

 

 あとは、マドリーがベイルが受け取るサラリーの軽減を考え始めた時に、交渉が一気に進展していく可能性があると考えるのだが果たして。

 

 

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