中島翔哉にセビージャが獲得を画策? ポルトガルでブレイク中の若き日本代表をターゲット

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 ポルティモネンセ所属のMF中島翔哉。セビージャが来夏の移籍市場に向け獲得を調査しているようだ。
 今夏の移籍市場でFCポルトを筆頭にシャフタール・ドネツク、フランクフルト、マジョルカといったクラブが中島獲得に興味を示してきた。

 

 この中の複数のクラブはポルティモネンセと接触を試みたものの、クラブ側が中島の放出を拒否したため残留が決定。
 だが、未だ欧州での評価が高い中島獲得を画策するクラブは多く、最近ではセビージャが中島の去就を注意深く見守っているという。

 

 セビージャは、中島獲得に向けリサーチを続けており、先日行われたギマランエストの一戦にスカウト陣を派遣。
 この試合で中島は今季初ゴールを含む2ゴール1アシストと活躍しチームの勝利に大きく貢献した。

 

 この結果を受けたセビージャは、来夏の移籍市場に向け中島を補強リストの上位にリストアップしたことは間違いないだろう。
 だが、問題は高額に設定された違約金の存在だ。

 

 昨季、33試合に出場し10ゴールを記録するなど華々しい活躍を披露して見せた中島。
 ポルティモネンセは中島獲得に必要な契約解除金を4000万ユーロに設定しており、満額を支払うクラブが現れた場合にのみ交渉の席に着くことを認めている。

 

 今夏の移籍市場でMFガンソを売却したセビージャにとって、中盤でゲームをコントロールし得点を取ることができる選手の補強は必須だ。
 ロシア・ワールドカップで日本代表招集は叶わなかったものの、秘めたる能力は健在。

 

 中島の観点から考えると、セレッソ大阪所属のMF清武弘嗣が在籍したものの、ほぼベンチが定位置という無残な扱われ方をしたクラブ。
 若手選手育成は、リーガ随一の実力を誇るクラブだが近年はリーグ戦でヨーロッパリーグ出場権の当確線を争う現状にあり苦しい戦いを強いられている。

 

 ウィングバックを用いるスタイルが主戦場としているだけに、中島の移籍が実現した場合、どこで起用されることとなるのか注目が集まりそうだ。

 

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