今季の成績不振によりロナルド・クーマン監督を解任したエヴァートン。
新監督人事に急いでいるエヴァートンが、ワトフォードを率いるマルコ・シウヴァ監督の招聘を狙っているという。
エヴァートンは、リーグ第11節を終えた時点で15位と苦しい戦いを強いられている。
一時は降格圏である18位に低迷したため、クーマン監督を解任。
現在は、下部組織を率いていたデイビッド・アントワース監督が暫定監督を務めている。
シーズン後半戦に向けいち早く新体制を構築したエヴァートンは、好調ワトフォードを牽引するシウヴァ監督の引き抜きに向け接触。
ワトフォード側は、交渉は断固拒否する構えを見せているが、エヴァートンはアントワース監督本人と交渉を進めようとしているようだ。
シウヴァ監督とワトフォードの現行契約は残り2年残している。
両者間の契約には契約解除条項が設定されていないため、実現の可能性は限りなく低いとみられている。
現在40歳と監督業のキャリアを歩み始めたばかりのシウヴァ監督。
昨季途中からハル・シティを率いたものの、チームはチャンピオシップへ降格。
だが、シウヴァ監督の手腕は高く評価され、今季よりワトフォードの新監督に就任したばかりだ。
数限られ与えられた戦力をフル活用し、結果を残しつつあるワトフォード。
復活を目指すエヴァートンは、新指揮官にシウヴァ監督を招聘しクラブを立て直すことができるのだろうか?