パリ・サンジェルマン、レオナルド氏のクラブ復帰が近づく SD再任へ

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 パリ・サンジェルマンが、先日ACミランを退任したレオナルド氏のクラブ復帰を画策しているようだ。
 今季、ミランの成績不振の要因をジェンナーロ・ガットゥーゾ元監督と背負う形でクラブをさることとなったレオナルド氏。

 

 自由契約となり、次なる挑戦を視野に入れていたところ。
 そんなレオナルド氏をリストアップしたのがパリSGだ。

 

 2013年7月にパリSGのSD職を退任したものの、それまでのチーム強化の実績は大きい。
 レオナルド氏退任後のパリSGの補強戦略が不安定なものであったことは言うまでもない。

 

 悲願のチャンピオンズリーグ制覇に向け、移籍市場で積極的な動きを取るべく経験豊富なSDを探しているのが現状。
 そこで検討しているのが、レオナルド氏の復帰だ。

 

 パリSGは、現在アンテロ・エンリケ氏がSDを務めているが、トゥヘル監督やナセル・アル・ケライフィ会長と少なくない問題を抱えているという。
 この夏の退任は既定路線と伝えらており、後任にレオナルド氏を指名。

 

 クラブ首脳陣は、レオナルド氏がSDを務めた2年間でチームの骨格を担う、ズラタン・イブラヒモヴィッチやチアゴ・シウバ、マルコ・ヴェッラッティ、エディンソン・カバーニなど多くのスター選手獲得オペレーションを次々と実現。
 黄金期構築に大きく貢献してきた。

 

 パリSGは、ここ数年の補強戦略の見直しも検討しており、若手選手育成にも力を注ぐのではないかと噂されている。
 ブラジルに強いパイプを持ち、若き実力者を見抜く能力が高いレオナルド氏。

 

 復帰となれば、将来のビッグネーム獲得の期待も大きくなる。
 クラブ首脳陣は、レオナルド氏就任での最初の交渉は守備組織の強化にあるという。

 

 報道によると、アヤックス所属のDFマタイス・デ・リフト獲得を画策している。
 すでに、バルセロナ移籍が間近に迫るだけに、交渉を好転させるだけの条件を持ち交渉を進めることになる。

 

 移籍マーケットで大きなリードを有するべく、パリSGはいち早くSDを手中に収めなければならない。
 果たして、敏腕SDの仲間入りを果たしたレオナルド氏の招聘を実現させることとなるか注目だ。

 

 

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