レアル・ソシエダ所属のFWアレクサンデル・イサク。バルセロナがイサク獲得の可能性を探っているようだ。
今夏の移籍市場でCFの補強を目指すバルセロナ。
これまでリヨン所属のFWメンフィス・デパイ、マンチェスター・シティ所属のFWセルヒオ・アグエロなどフリートランスファー組の獲得を目論んでいるのが現状。
そんななか、過去に獲得に関心を示したイサクを再びリストアップしているという。
2019年夏にソシエダへ加入したイサク。
ラ・リーガ初挑戦となる19-20シーズンに公式戦45試合に出場し16ゴール3アシストを記録するなど好パフォーマンスを披露。
今季も、ここまで公式戦42試合に出場し14得点2アシストをマークしチームの得点源として活躍を続けている。
バルセロナは、昨年夏にもイサク獲得に関心を示し交渉に乗り出したものの、移籍が実現することはなかった。
だが、今夏は状況が大きく異る。
昨年夏、FWルイス・スアレスがアトレティコ・マドリーへ新天地を求め、代役確保に動けなかったこともあり得点力が大幅に低下。
仮に、アグエロ、デパイ獲得に成功したとしてもイサク獲得交渉に本腰を入れると伝えている。
問題は、補強資金と選手がプレーするポジションの確保だろう。
若干21歳でリーグ得点ランキングに名を連ねるイサク。
アグエロ、デパイ、イサクの3選手同時獲得に成功した場合、前線のポジション争いは激化することは間違いない。
推定3000万ユーロとされる移籍金の捻出は余剰人員を削減することで確保できる見通しだろうが、選手がCF3番手のポジションを受け入れるかどうかは不透明。
前政権下では、補強の失策が相次いだこともあり世代交代への遅れが指摘されるバルセロナ。
クラブが抱える巨額の負債、余剰人員を考えれば来季主力として期待できる戦力の補強にプライオリティが置かれても不思議ではないはずだが果たして。
バルセロナ
レアル・ソシエダ所属のFWアレクサンデル・イサク獲得に再関心https://t.co/LO1Gm1Dew6— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) May 14, 2021