移籍志願のヴァラン、パリ・サンジェルマンが獲得に向け接触か?

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 レアル・マドリー所属のDFラファエル・ヴァラン。今夏の去就が注目されるヴァランにパリ・サンジェルマンが獲得に興味を示しているようだ。

 

 

 

 

 最終ラインの高齢化に悩むパリSG。
 主力を務めるチアゴ・シウバが34歳を迎えフル稼働が加齢によるパフォーマンスの劣化を危惧しなければならない年齢にある。

 

 クラブ首脳陣は、世代交代を目論んでおり今夏の移籍市場で大きな動きを見せる可能性がある。
 そんななか、先日マドリー移籍を示唆したヴァランに注視しているようだ。

 

 フロレンティーノ・ペレス会長やジネディーヌ・ジダン監督がヴァランに大きな信頼を寄せ慰留に向け説得を続けているのが現状。
 現時点でヴァランの去就は不透明な状況にあることは変わりなく、マンチェスター・ユナイテッドやユヴェントスといったクラブが獲得に関心を示している。

 

 ただ、マドリーはヴァラン売却には否定的な考えであり、獲得を画策するクラブに対し契約解除金満額の5億ユーロを要求する姿勢にある。
 いかに潤沢な資金を持つパリSGといえど、おいそれと捻出できるだけの金額ではない。

 

 ヴァランの周辺状況を考えれば、移籍を匂わしながらクラブに残留し、さらなる高待遇で契約更新というのが選手側が描いているシナリオか?
 選手本人は、プレミアリーグ挑戦の意欲をちらつかせているが、チャンピオンズリーグ出場権確保に黄色信号が灯るクラブへ新天地を求める必要がどこにあるかは不明だ。

 

 ヴァランの動向を注意深く見守るパリSG。
 センターバックの世代交代は必須で、将来が約束されるフランス代表DFを確保することができれば大きな利益となるはずだが、マドリーが簡単に手放すことは考えにくいのが現状だが。

 

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