ラツィオ所属のFWチーロ・インモービレ。今季、ラツィオで好調をキープしセリエAトップスコアラーに位置しているインモービレに対し中国スーパーリーグの上海上港が7000万ユーロのオファーをラツィオに提示したという。
インモービレは、今季リーグ戦で13得点をマーク。
得点王争いで単独トップに立つイタリア代表ストライカーだ。
13-14シーズン、トリノで自身初となるセリエA得点王に輝き、2014年夏にボルシア・ドルトムントへ移籍。
初の国外挑戦となるブンデスリーガへの挑戦は大きな失敗。
その後セビージャへ新天地を求めたものの、苦しい戦いに終始し昨季からラツィオへ移籍した時点で再び才能が開花。
上海上港は、ラツィオに対し7000万ユーロの移籍金を提示し、選手に対しては現在の3倍のサラリーに当たる650万ユーロという破格のオファーを提示したという。
だが、ラツィオは1990年代後半に構築した黄金期の再構築を画策。
27歳のイタリア代表ストライカーをプロジェクトの中心に据えており、上海上港からのオファーを拒絶したようだ。
先日、ラツィオはインモービレと2022年までの新契約を手締結したばかり。
上海上港は、近年の大型補強で急激な戦力強化に努めている。
中国スーパーリーグ、そしてアジア・チェンピオンズリーグ制覇に向け、積極的に動いているが、インモービレ獲得失敗で、今後どのような動きを見せることとなるか注目が集まりそうだ。