迷走中のミラン、今夏にFWトレードを画策へ

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 今夏の移籍市場で大物ストライカーの補強を目指すACミラン。
 ASモナコ所属のFWラダメル・ファルカオ獲得を目指しているようだ。

 

 今季、公式戦で35試合に出場し24ゴール4アシストをマークするファルカオ。
 数字だけ見ると華やかな印象があるが、同選手は既に32歳。

 

 将来のことを考えると、巨額を投資してのファルカオ獲得は無意味ではないかと考えたりもする。
 なにより、昨年夏に移籍金3800万ユーロを投資しFCポルトから獲得したFWアンドレ・シウバに1年で見切りをつけトレード要員として放出するプランを掲げているという。

 

 一度、失ったチームとしてのアイデンティティと方向性。
 ファルカオ補強プランは、本当にガットゥーゾ監督が求めていることなのだろうか?

 

 なにより、“ ポルトガルの至宝 ”と称されるシウバを単年で見切りをつけるのは時期尚早。
 売却すべく選手は他にもいるのが現状だろう。

 

 ファルカオとタイプが似通った選手は、現スカッドに在籍しているのが現状で、このコロンビア代表ストライカーを獲得するならば、現優先力のスリム化が必須?
 とはいえ、ファルカオ獲得には高額な移籍金が必要であり、移籍金を引き下げる目的でアンドレ・シウバが譲渡されることは言うまでもない。

 

 結果のみを目的とする現ミランにとって、選手を育成するだけの時間は残されていないのかもしれないが、選手としての賞味期限を考えるとあまりにももったいないトレード案だろう。

 

 1年という短い時間で“ 至宝 ”に見切りをつけるには…

 

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