ミランが獲得に関心のファルカオ、選手は移籍を前向きに検討か?

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 ASモナコ所属のFWラダメル・ファルカオ。先日、ACミランがファルカオ獲得に関心を示す報道がなされたばかりだ。
 この報道を受け、ファルカオが自身の去就について開口した。

 

「 ミランからの興味を新聞で読んだ。自分に関心を持っていることを誇りに思う 」

 

「 自分はイタリアのサッカーを良く見ている。セリエAは最も難しいリーグだ。それにミランは、ヨーロッパで2番目に多くのタイトルを獲得したクラブであることも知っている 」

 

「 ただいまはモナコと契約を結んでいて、モナコと代表のことしか考えていない 」

 

「 イタリアとイタリアのサッカーが好きなことは確かだよ 」

 

 謙虚さがうかがえるが、ファルカオの去就を握っているのはモナコだろう。
 今夏にストライカーの補強を目指すモナコだが、新戦力獲得が実現できればファルカオ放出に踏み切る可能性は高い。

 

 だが、問題はミランが用意するオファーだ。
 モナコが求める条件に届かない場合は、一転交渉が破談に追い込まれることも。

 

 なお、モナコは今夏にラツィオ所属のFWチーロ・インモービレをリストアップし交渉を進めようとしている。
 セリエA得点王を引き抜く場合、一定額の移籍金を準備する必要があるだろう。

 

 同時に、厳しい資金繰りに喘ぐミランにとって、ファルカオ獲得に必要な移籍金満額を支払うことが困難か?
 現地時間6月30日までに財務状況を改善しなければ、UEFAはFFP規制の対象となることも合わせて発表。

 

 いずれにしても、この移籍交渉は一つボタンが止まってしまえば、一気に進展する可能性もあり注目が集まりそうだ。

 

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