バルセロナ所属のFWムニル・エル・ハダディ。つい先日、セビージャへの完全移籍報道が伝えられたばか理だ。
今回の情報によると、セビージャはムニルを今冬に完全に席することで正式に合意に達したことをクラブの公式HPで発表した。
現在23歳のムニル。バルセロナ下部組織出身の選手だ。
将来を嘱望されながらも、トップチームのレギュラー陣との壁は厚くレギュラーポジションを確保することができずにいる。
クラブとの現行契約は今季終了後に満了を迎える予定となっていたが、セビージャは合流を半年間早め獲得を決断。
バルセロナの発表によれば、ムニルの取引で支払われる移籍金は105万ユーロ。
半年後の移籍金ゼロ組で収益を得ることができた点は、バルセロナにとって利益だろう。
近年、若手有力株の選手の退団が目につくバルセロナ。
アイデンティティの異なる多くの選手を外部から流入するのでは、伝統も格式も守り続けることは困難。
進化させようにも、アイデンティティすらない選手が多くクラブの伝統を重んずることなくサッカーをプレーしていることは間違いない。
今、補強マーケットにおいては、大きな混乱の中にいるバルセロナ。
いつ、どのタイミングで目を覚まし、かつてのような真に必要なポジションにだけ外様からビッグネームを招聘し、下部組織出身選手を大きく成長させる戦術に生まれ変わるのだろうか?
セビージャ
バルセロナ所属のムニル・エル・ハダディ獲得を正式発表https://t.co/loBIR2eHY8— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) January 12, 2019