ACミランが、クラブを率いるマルコ・ジャンパオロ監督に解任を正式発表した。
今夏、ミラン新指揮官に就任したジャンパオロ監督。
ビッグクラブ指揮官初挑戦となったジャンパオロ監督は、開幕戦を黒星スタート。
その後2連勝と復調の兆しを見せたものの、リーグ第4節以降3連敗を喫し第7節終了時点でリーグ13位と低迷。
ミランは、今季リーグ4位以内でシーズンを終えることが至上命題。
首脳陣は、クラブ立て直しに向け指揮官解任という劇薬注入を決断。
すでに後任人事にも着手しており、フィオレンティーナ前指揮官のステファノ・ピオリ氏やインテル前指揮官のルチアーノ・スパレッティ氏がリストアップされているとのこと。
近年、ミランはクラブ運営や補強などで度重なる失策が続いている。
新たなプロジェクトを発足しリスタートをきったばかりのミラン。
チームに戦術を定着させるべくジャンパオロ氏を招聘したものの、システム定着前に崩壊し指揮官解任という憂き目に。
現有戦力を鑑みても、現在のミランは第二勢力といった位置付け。
ユヴェントスやインテル、ナポリと戦力値で大きく水をあけられた印象が強いミラン。
来季のチャンピオンズリーグ出場権確保に失敗すれば、主力選手売却が余儀なくされ、トップクラブとの差は広がるばかり。
今後の新監督人事には大きな注目が集まりそうだが果たして。
ACミラン
マルコ・ジャンパオロ監督解任を正式発表https://t.co/GynnK2p54J— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) October 9, 2019