指揮官交代のマドリー、ユヴェントスのアッレグリ監督引き抜きを画策

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 ユヴェントスを率いるマッシミリアーノ・アッレグリ監督が、レアル・マドリー次期監督候補にリストアップされているようだ。

 

 現地時間5月31日。ジネディーヌ・ジダン前監督が辞任したことで、マドリーは新監督人事に急いでいる。
 マドリーがリストアップしている指揮官候補は3名。

 

 トップターゲットとされているのは、トッテナムを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督だ。
 だが、ポチェッティーノ監督はクラブと2023年まで契約を延長したばかりで、ダニエル・レヴィ会長が手放すことは考えにくいのが現状。

 

 次点とされているのがリヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督。
 だが、クラブとの現行契約は2022年まで残っており、引き抜きに必要な契約解除金は3200万ユーロと高額だ。

 

 同時に、リヴァプールでのプロジェクト邁進中の現状を考えると、引き抜き自体が困難なミッションなのかもしれない。

 

 そこで注目されているのがアッレグリ監督だ。
 ユヴェントスとの残り契約期間は1年。

 

 ユヴェントス指揮官就任以降、リーグタイトルを総なめにしており7連覇に大きく貢献。
 現スカッドで可能なタイトルは全て抑えており、チャンピオンズリーグ準優勝も経験。

 

 クラブは世代交代を画策しており、新たな波を欲していることはいうまでもないだろう。
 アッレグリ監督退任で、新たなプロジェクトを掲げる良いチャンスなのかもしれない。

 

 アクの強いロッカールームをまとめ上げ、かつ実績を重視するマドリーにとってアッレグリ監督は最適な人物かもしれない。

 

 非現実的なポチェッティーノ監督、クロップ監督を追い続けるよりも、アッレグリ監督が新監督として理想的な人物であることは間違いなさそうだが、同指揮官はユヴェントス残留を示唆するコメントを残しており、今後の動きに注目が集まりそうだ。

 

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