インテルを率いるルチアーノ・スパレッティ監督が、FWマウロ・イカルディのパフォーマンスを称賛した。
ここ数年、クラブを率いていてきた数名の指揮官に冷遇され続け、マーケットで移籍の可能性が噂されてきたイカルディ。
だが、スパレッティ監督が新監督に就任して状況は一変。
同選手を高く評価するスパレッティ監督は、現在設定されている契約解除金1億1000万ユーロの引き上げをクラブ首脳陣に要請。
2016年10月にクラブと2021年まで契約を延長したばかりのイカルディ。
この際に設定された1億1000万ユーロという契約解除金は、安すぎるとスパレッティ監督は考えている様子。
来夏の移籍市場でアーセナルが契約解除金満額を支払いイカルディ獲得に動いているとされているが、スパレッティ監督はこの動きを阻止することを画策。
クラブ首脳陣に対し、イカルディとの契約を見直し7億ユーロという巨額のバイアウト条項を設定すべきだと話している。
「 イカルディにはできるだけ高額なリリース条項を設定すべきだ。イスコや他のトッププレイヤーと同じようなレベルにあるからね 」
やっと、適切な評価を与えてくれる指揮官に出会うことができたイカルディ。
昨年夏はインテル退団が濃厚とまでされ続けてきたイカルディだが、名門復活に向け招聘したスパレッティ監督就任で、チーム内で絶対的エースという確固たる地位を築き上げることができるだろうか?