マンチェスター・ユナイテッド所属のMFポール・ポグバ。パリ・サンジェルマンがポグバ獲得に本腰を入れているのかもしれない。
かねてからポグバ獲得が噂されたパリSGが、今夏の獲得実現に向け始めたようだ。
パリSGがプライオリティにおく補強ポジションは?
近年の大型補強で戦力を拡充し続けてきたパリSG。
今夏の移籍市場でも手綱を緩めることなく積極的な補強にを計画し右SBと中盤の補強を画策。
中盤の補強トップターゲットにポグバを指名
以前からポグバへの興味を隠すことがなかったパリSG。
だが、ポグバ本人がレアル・マドリーやユヴェントスへの移籍を求めたものの、ユナイテッドが設定する移籍金やサラリーの影響などもあり交渉は破断。
パリSGは、クラブのウィークポイントとされる中盤にビッグネーム獲得を模索し、追い続けてきたポグバ獲得に向け選手の代理人を務めるミーノ・ライオラ氏と接触。
パリSGとライオラ氏の関係は良好な関係を続けており、今夏の補強実現に向け連絡を取り続けているという。
ポグバとユナイテッドの現行契約は2022年に満了
ユナイテッドとポグバの現行契約は2022年まで。
今季序盤戦、ユナイテッドで出場機会を得ることができずベンチを温める時間を多く過ごしたポグバ。
現在、負傷の影響でピッチから遠ざかっているポグバも、すでに28歳。
ユナイテッドでの将来は明るくない状況にあり、パリSGからの関心に肯定的な考えを持っている模様。
ポグバが移籍熱望のレアル・マドリーやユヴェントスの状況は?
主に選手サイドが移籍先に指名し、一時は移籍濃厚とまで伝えられていたレアル・マドリーとユヴェントス。
両クラブともに財政の問題などもあり、最近では移籍報道は全く伝えられていないのが現状。
マドリー、ユヴェントスともに攻撃陣の補強にプライオリティを置いてる状況の中で、ポグバ獲得への関心は徐々に薄れてきたという印象が強い。
両クラブともに大きな財政難を抱えている状況を考えると、ポグバ獲得の可能性は極めて厳しいのが現状かもしれない。
ユナイテッドの判断は?ポグバ売却のシナリオ
ポグバの去就をにぎるユナイテッドの判断が気になるところ。
今季、ポグバ不在のチームを作り上げたオーレ・グンナー・スールシャール監督。
一時、リーグ首位に並ぶなど近年にないほどの躍動を見せ元スカッドに強い自信を持っていることは間違いないはず。
ライオラ氏は、ポグバのチーム内での序列や現状を考え、今冬の移籍を示唆していたものの、交渉はまとまらず。
ユナイテッドがシーズン途中に選手の離脱を嫌ったことが大きな要因とも考えられるが、今夏に再び同様のことが起こるかと問われれば大きな疑問符が残る。
最終的には、補強資金捻出と残契約を考え移籍金の減額を考慮しながら今夏の売却を決断することになりそう。
交渉の大きな争点は、パリSGがポグバ側との交渉で合意を取り付けることができるかどうか。
選手サイドが今夏の移籍で個人合意を結ぶことになれば、ユナイテッド退団が現実味を帯びてくるが果たして。
パリ・サンジェルマン
マンチェスター・ユナイテッド所属のMFポール・ポグバ獲得に関心
中盤補強のキーマンに指名https://t.co/8W1sleJwzv— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) March 15, 2021