マンチェスター・ユナイテッド所属のMFポール・ポグバ。この夏の移籍に向け選手の代理人を務めるミーノ・ライオラ氏が他クラブへ売り込みを始めたようだ。
🏴#ポグバ🇫🇷
ポグバの代理人が他クラブに売り込み開始…指揮官との対立を受け今夏の退団を視野#マンチェスター・ユナイテッド #ライオラ詳細はこちら👇https://t.co/YtYpmjjuhq
— GOAL Japan (@GoalJP_Official) February 23, 2018
ユナイテッド加入が一向にパフォーマンスが挙がらないポグバをジョゼ・モウリーニョ監督が痛烈に批判。
これにより両者の関係が急速に悪化し、不仲説が噂されている。
ポグバ自身、2016年夏にプレミアリーグへ再挑戦すべくユナイテッドへ加入。
ユヴェントスで中心選手として活躍したポグバだが、ユナイテッドでは同様の立ち振る舞いができず幸福感を得ていないとされている。
ここ最近、移籍の噂が絶えないのも、これらのことが影響していることは間違いないだろう。
プレミアリーグで苦しい戦いを強いられるポグバは、イングランド国外への移籍願望を示しており、ライオラ氏は他のビッグクラブへ売り込みをかけている様子。
だが、問題は獲得に必要な高額な移籍金と選手が受け取る週給29万ポンドという高額なサラリーだ。
ユナイテッドは、ポグバ獲得時に投資した移籍金の回収に動くことは間違いない。
投資した金額は、計1億1000万ユーロ。これだけの移籍金を捻出できるクラブは、数限られるだろう。
プレミアリーグで大きくパフォーマンスを落としたポグバ。
2016年当時、獲得に熱心に動いていたレアル・マドリーやパリ・サンジェルマンが受け入れ先最有力候補として考えられる。
とはいえ、ライオラ氏との微妙な関係であるマドリーがポグバ獲得に動くとは考えにくい。
ライオラ氏と良好な関係を構築するパリSG移籍が最有力候補と考えるのが妥当か?
だが、この交渉も簡単には進まない。パリSGは、この夏ボランチの補強に力を入れており、現システムを採用するのであれば、ポグバがプレーするポジションはない。
マーケティング面で大きく貢献することは間違いないポグバだが、パリSGが攻守のバランスを大きく崩してまで獲得に動くかどうかと問われれば、疑問だ。
ポグバの移籍は、今後のライオラ氏の動きとオファー次第であることは間違いないが、獲得に興味を示すクラブは現れるのだろうか?