サンチェスとムヒタリアンのトレードが成立へ

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 マンチェスター・ユナイテッドが、アーセナル所属のFWアレクシス・サンチェスを獲得した。
 この取引に対し、アーセナルが獲得を望んでいたヘンリク・ムヒタリアンの譲渡が決定。時を同じくしてアーセナルもムヒタリアンの加入を正式発表しており、噂されていたトレードがついに実現することに。

 

 今季終了後にアーセナルとの現行契約が満了を迎える予定のA・サンチェス。
 今冬にマンチェスター・シティへの移籍が噂されてきたが、この争奪戦にユナイテッドが参戦し、交渉をまとめ上げた。

 

 A・サンチェスは、ユナイテッドの公式サイトを通じて次のような喜びのコメントを残した。

 

「 世界一のビッグクラブに加入できてともて興奮している。アーセナルでは素晴らしい3年半を過ごせた。歴史的なスタジアムでプレー、そしてジョゼ・モウリーニョとの共闘は断ることができないものだ。ユナイテッドのファーストチームで初のチリ人選手になったことを誇りに思う。クラブが僕を必要とした理由を世界中のファンに示したい 」

 

 一方で、モウリーニョ監督の構想から外れたムヒタリアンには、アーセン・ヴェンゲル監督が兼ねてからターゲットとしていた選手の一人。
 A・サンチェス退団が避けられずユナイテッド移籍が秒読みに入った時点で、ムヒタリアン獲得にシフトチェンジ。

 

 アーセナル移籍が決定したムヒタリアンは、クラブの公式サイトを通じて次のようなコメントを残した。

 

「 この移籍が実現し、ここにいられることがとても嬉しい。長年想っていたアーセナルの選手になるという夢が実現した。ここに来たからには、クラブの歴史を作るために全力を尽くすよ 」

 

 両クラブにとって、トレードというベストな形で取引を終了させることに。
 ワールドカップイヤーとは思えないほどの大胆なマーケットであり、両クラブともにシーズン後半戦に向け大きなインパクトのある取引をまとめ上げることとなった。

 

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