ACミランは、今季レアル・マドリーからレンタル契約で加入するMFブラヒム・ディアスを完全移籍で獲得することを模索しているようだ。
昨年夏の移籍市場でマドリーからレンタル契約でミランへ新天地を求めたブラヒム・ディアス。
ミランでは、公式戦25試合に出場し3ゴール2アシストを記録。
リーグ戦での出場機会は700分程度だが与えられた出場機会を結果に導き存在感を発揮している。
現在は、MFハカン・チャルハノールの控えのポジションを務める。
ただ、チームに在籍する選手の平均年齢は若く、クラブ側は近い将来の中心選手としてブラヒム・ディアスを計算しているのかもしれない。
ミランとマドリーが締結する契約には、買取オプションなどは付与されていない。
そのため、ミランは完全移籍に向けマドリーと交渉に入ることになる。
問題は、マドリーが要求する3000万ユーロ程度というい高額な移籍金だ。
両クラブともに緊縮財政で苦しい状況にある。
マドリーは2019年1月にマンチェスター・シティから総額2400万ユーロの移籍金でディアスを獲得。
今夏の補強資金確保や獲得に投資した移籍金の回収に動くことは間違いないだろう。
選手自身、ミランへの完全移籍という選択肢を建設的に捉えているようで、移籍金の問題がクリアできれば交渉が大きく前進するかもしれない。
個人的には、買い戻しオプションを付与した完全移籍での取引が両クラブにとって良き選択になると考えているのだが果たして。
ACミラン
レンタル中のMFブラヒム・ディアスの買取を模索
レアル・マドリーが要求する高額な移籍金がネックか？https://t.co/SpNs0lJYNw— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) February 13, 2021