バルセロナ、今冬の補強候補にD・オルモ、F・トーレスをリストアップへ

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 バルセロナが、今冬の移籍市場でRBライプツィヒ所属のMFダニ・オルモとマンチェスター・シティ所属のFWフェラン・トーレス獲得に関心を示しているようだ。
 先日、新監督に就任したシャビ・エルナンデス監督が両選手の獲得を求めているという。

 

 現在23歳のD・オルモは、2019年からライプツィヒで主力として活躍。
 昨季、ブンデスリーガ32試合に出場し5ゴール9アシストを記録。

 

 夏に開催された東京オリンピックに出場しスペイン代表の銀メダル獲得に大きく貢献した。
 一方、21歳のF・トーレスは、昨季プレミアリーグで24試合に出場し7ゴールをマークすると、今季CFにコンバートされ4試合に出場し2ゴールをマーク。

 

 現在は負傷の影響で戦列から離脱しているが、復帰後の活躍が大きく期待されている。
 とはいえ、推定13億ユーロという巨額の負債を抱えるバルセロナが、両クラブが求める条件で選手を引き抜くことは困難。

 

 レンタル契約を軸として交渉を進めていくことになるとみられるが、所属クラブで主力選手として活躍を続けている現状を考えると交渉は停滞することが予想される。
 噂されるGKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンやMFフィリペ・コウチーニョが想定通りの移籍金で売却することができれば、新戦力獲得の可能性も湧いてくる。

 

 同時に、コウチーニョやウムティティなど余剰戦力との契約を解消する決断を下すことができない現フロントに大きなリスクを背負うことは困難だろう。
 シャビ新監督就任で、バルセロナ周辺は俄に活気だっているようだが、情報を受け取る側は冷静に受け取るべきだろう。

 

 ライプツィヒはD・オルモを評価し、シティもF・トーレスを評価している。
 現時点で両選手から不満は漏れ伝わっておらず、バルセロナ移籍の可能性は限りなく低いのではないかと予想している。

 

 シャビ新監督就任でチーム立て直しに向け戦力刷新を模索するバルセロナ。
 果たして、D・オルモ、F・トーレスいずれかの選手を獲得することができるのか注目。

 

 

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