アーセナル退団が噂のオーバメヤン、バルセロナに続きマドリーも獲得に関心か?争奪戦の様相も

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 アーセナル所属のFWピエール=エメリク・オーバメヤン。バルセロナ移籍が噂されるが、新たにレアル・マドリーがオーバメヤン獲得に関心を示しているという。
 2018年1月にボルシア・ドルトムントからアーセナルへ新天地を求めたオーバメヤン。

 

 プレミアリーグ初挑戦ながら、移籍後通算で80試合に出場し50ゴール12アシストと好成績をキープ。
 昨季、プレミアリーグで得点王に輝くなど、低迷が続くクラブを牽引するパフォーマンスを魅せている。

 

 オーバメヤンとアーセナルは蜜月な関係を過ごしてきたが、今季の成績不振に選手は大きな不満を抱いているとのこと。
 リーグ第13節終了時点で8位と低迷するアーセナル。

 

 ノルマであるチャンピオンズリーグ出場権を獲得できるリーグ4位との勝ち点は8ポイント話されており、黄色信号が点滅。
 CL出場を願うオーバメヤンにとって、この低迷は許しがたい事実かもしれない。

 

 すでに、バルセロナ移籍が報じられるなど今冬の去就が注目されるオーバメヤン。
 そんななか、攻撃陣の再構築を推し進めるマドリーが獲得レースに参戦することになるかもしれない。

 

 過去、マドリーはオーバメヤン獲得に関心を示したことは幾度となく報じられた。
 一方、ドルトムント在籍時マドリーへ逆オファーを送るなど、オーバメヤンはマドリー移籍を熱望。

 

 オーバメヤンとアーセナルの現行契約は2021年に満了を迎える予定で、今季終了後に31歳を迎える同選手にとって意中のクラブ挑戦はラストチャンスと言っていいかもしれない。
 ただ、問題はある。

 

 攻撃陣の強化を目論むマドリーだが、世代交代が進んでいない。
 今夏に飛躍を期待し獲得したルカ・ヨヴィッチだが、大きな結果を残すことができずにいる。

 

 カリム・ベンゼマのパフォーマンスが予想以上に良く、チームの攻撃陣を牽引しているのが大きな要因。
 ベンゼマの代役に31歳を迎えるオーバメヤン獲得は、短期的な補強で考えれば大きな補強となるがマドリーが続けるチーム強化とは乖離する動き。

 

 さらに、パリ・サンジェルマン所属のFWキリアン・エムバペ獲得を模索し続ける現状において、オーバメヤン獲得に投資する資金をどこから調達するかにも疑問が残りそう。
 アーセナルでWGとしてもプレーし新境地を開拓したオーバメヤン。

 

 マドリー移籍は悲願であることは間違いなく、選手の下にオファーが届けば交渉は大きく進展することは確実。
 退団が既定路線とされるギャレス・ベイルの売却や、余剰人員の整理、エムバペ獲得に失敗すれば交渉が前進する可能性も考えられるが果たして。

 

 

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