ボルシア・ドルトムント所属のFWピエール=エメリク・オーバメヤン。今冬の移籍市場でアーセナルが獲得を画策しているが、ドルトムントはオーバメヤン移籍オペレーションの早期決着を求めているようだ。
今冬の移籍市場でFWアレクシス・サンチェスをマンチェスター・ユナイテッドへ放出したアーセナル。
代役確保は必須の状況にあり、後釜としてオーバメヤンを指名。
アーセン・ヴェンゲル監督も、ドルトムントとの交渉の存在を認めより具体的な交渉に進展するとみられている。
一方で、ドルトムント側はアーセナルが提示したオファーを拒絶した模様。
ドルトムントのミヒャエル・ツォルクSDは、アーセナルの動きに対し次ののようなコメントを残している。
「 我々は、昨夏にバルセロナが彼の獲得に乗り出した時と同じ姿勢を貫く。アーセナルは安堵かトライしているが、今のところ我々は全てを拒んでいる。我々の要求を満たせば移籍は成立する。彼らが条件に合うものを提示できなければ、オーバは夏までドルトムントでプレーする。そのどちらかだ。我々はすでにオーバメヤンの家族にこのことを伝えており、彼らはこれを容認している」
アーセナルは、すでに選手と個人合意に達しているとされており、現在はクラブ間交渉へ移行。
だが、この交渉は難航を極めている。
アーセナルは、5000万ユーロ、5800万ユーロのオファーを提示するものの、いずれにオファーもドルトムントを納得させることができてない。
ドルトムントは、オーバメヤンに6500万ユーロ~7000万ユーロ程度の移籍金の支払いを求めており、この条件をクリアできなければ交渉の席にすらつくことないとまで言われている。
今冬の移籍市場も閉幕まで残り3日。ブンデスリーガ屈指のストライカーをアーセナルは獲得することができるのか注目が集まりそうだ。