チェルシーが、バルセロナ所属のFWピエール~エメリク・オーバメヤン獲得に関心を示しているという。
今夏の移籍市場でFWロメル・ルカクがレンタル契約でインテルへ新天地を求めたチェルシー。
現スカッドには、FWティモ・ヴェルナーが在籍するもクラブを率いるトーマス・トゥヘル監督の構想に含まれていない。
そのため、クラブフロントはヴェルナーの売却を検討。
高額なサラリーがネックとなっているため、レンタル契約での売却も辞さない構えで交渉に挑んでいる。
一時、CFの補強を見送り現スカッドで今季乗り切るのではないかと噂されたが、一転補強に動くこととなりそうだ。
チェルシーが、新エースとして期待しているのがオーバメヤンだという。
オーバメヤンは、バルセロナが今夏の移籍市場でバイエルン・ミュンヘンからFWロベルト・レヴァンドフスキを獲得したため出場機会の減少が危惧されている。
同時に、サラリーキャップの問題もあり今夏に獲得した新戦力が選手登録できない可能性が浮上。
バルセロナは、新戦力の選手登録に向け在籍する選手の減俸もしくは選手退団の二者択一という苦しい状況と向き合わなければならない。
一説によると、バルセロナは選手登録のためにはさらに約200億円の資金を調達しなければならないとされる。
子会社、関係会社などを売却し資金調達に余念はないが、売却が噂されていたMFフレンキー・デ・ヨングの移籍交渉が停滞しているのが大きな誤算なのかもしれない。
ファンからすれば、オーバメヤンとレヴァンドフスキのポジション争いも見てみたいとも思うが、ピッチ外で巻き起こるであろう問題を考えればオーバメヤンの売却が理想的なシナリオとなるのかもしれない。
なお、チェルシーは同じくバルセロナで構想外とされたFWメンフィス・デパイもリストアップしている模様。
ただ、プレミアリーグでの実績を考えればオーバメヤンの方が数段上の選手であり、ファーストチョイスと考えて良さそうだ。
問題は、現時点でバルセロナはオーバメヤンの売却を匂わすコメントを残していないポイントが気になるところ。
新戦力の登録に向け、現在DFジェラール・ピケやMFセルヒオ・ブスケッツらと減俸に向けた交渉を行なっている。
これらの交渉が仮に頓挫することとなれば、高値で売却が期待できる複数の選手の売却を検討せざるを得なくなる。
年間二桁ゴールが期待できるオーバメヤン獲得は、チェルシーの攻撃陣を活性化せる大きなオプションになることは間違いないが果たして。
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バルセロナ所属のFWピエール=エメリク・オーバメヤン獲得に関心https://t.co/squyekoQJk— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) August 4, 2022