ついに動くバルセロナ、グリーズマン獲得に向け契約解除金満額を用意へ

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 アトレティコ・マドリー所属のFWアントワーヌ・グリーズマン。
 今夏の移籍市場で去就が注目されるグリーズマンだが、ついにバルセロナが同選手獲得に本腰を入れ始めたようだ。

 

 リーグ無敗で優勝を決定したバルセロナ。
 偉業であることは言うまでもないが、クラブフロントは現スカッドでチャンピオンズリーグ上位進出できなかったことを悔やんでいる。

 

 これが理由により、一時エルネスト・バルベルで監督の解任説まで浮上したほどだ。
 バルセロナの目は、すでに来季を見据えており実に3シーズンぶりのCLタイトル獲得が悲願だ。

 

 そのキーマンとされ続けてきたFWネイマールが、パリ・サンジェルマンへ旅立ち。
 代役にFWウスマン・デンベレ、MFフィリペ・コウチーニョを獲得。

 

 ネイマール売却益のほとんどを使い、両選手を獲得したものの結果は鳴かず飛ばずといった印象か?
 とりわけ、デンベレのパフォーマンスが向上しなかったのは、首脳陣は落胆したに違いない。

 

 昨季、欧州全土で猛威を振るった“ MSN ”に勝るとも劣らないスカッドを手に入れるべく、遺跡が噂されるグリーズマンを強奪する勢いにあるようだ。

 

 アトレティコがグリーズマンに設定した契約解除金は1億ユーロ。現行契約は2021年まで残っているが、昨年夏に移籍を見送っただけに、この夏の移籍は濃厚と伝えられている。

 

 バルセロナは、グリーズマンに設定された1億ユーロ満額を用意しアトレティコと交渉を進めることになる。
 とはいえ、グリーズマンが本格的にマーケットに出回ることとなれば、獲得を望むクラブが黙って見ているはずがない。

 

 マンチェスター・ユナイテッドを筆頭に、パリ・サンジェルマン、レアル・マドリーといったクラブも関心を示す。
 マーケットが進むにつれ、熾烈な争奪戦の様相を呈してきたグリーズマン争奪戦。

 

 必然的に、移籍金はさらに釣り上がることは間違い無く、本当にグリーズマンがアトレティコを退団したいのかどうかによって、大きく状況が変わってくることは間違いない事実だろう。

 

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