バイエルン、フリック暫定監督の指揮官就任を発表

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 バイエルン・ミュンヘンが、暫定監督でクラブを率いるハンジ・フリック監督の正式就任を発表した。
 現地時間3日、バイエルン指揮官を辞任したニコ・コヴァチ前監督の後釜として暫定監督に就任。

 

 指揮官就任後の2試合で連勝を記録し、大きな結果を残したフリック監督。
 バイエルンはフリック監督を暫定的な指揮官として位置付け新監督招聘に注力。

 

 アーセン・ヴェンゲル氏等、複数の候補者と接触するなど動向が注目されていた。
 だが、指揮官候補最有力とされていたヴェンゲル氏がFIFAの要職に就任し招聘失敗。

 

 その他、ビッグネーム招聘もシーズン途中の就任は良い返事を得られなかったようで、フリック監督の正式就任を決断。
 カール・ハインツ・ルンメニゲ氏は、フリック監督正式就任について次のようなコメントを残している。

 

「 ハンジ・フリック監督は今後しばらくの間、バイエルンの正式な監督としてクラブを率いることが決定した。最低でも年内は彼の続投が決まっており、その後も続くことが十分考えられる 」

 

「 彼はトレーニングと戦術について良いアイデアを持っている他にも、選手らと良い関係を構築できている。我々は確信を持って、フリック監督を信頼している 」

 

 クラブ首脳陣にとって、指揮官交代でクラブが良き方向へ邁進することを切に願っているはず。
 契約期間などの情報は伝わっていないが、理想は今季終了までフリック監督体制維持を希望しているだろう。

 

 リーグ8連覇実現に向け、コヴァチ監督の事実上の解任を決断したバイエルン。
 フリック監督正式就任で、チームを復調に導くことができるか注目。

 

 

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