バイエルン・ミュンヘン所属のMFハメス・ロドリゲス。恩師カルロ・アンチェロッティ氏がバイエルンを解任されたため、アメリカMLS挑戦の可能性を模索しているようだ。
今夏の移籍市場で2年間のレンタル契約でレアル・マドリーからバイエルンへ加入。
アンチェロッティ氏の熱烈なラブコールに応える形でドイツの地での新たな挑戦を決断。
だが、今季の正式不振によりアンチェロッティ氏は解任。恩師の解任に深いショックを受けたハメスは、レンタル契約を早期解消でマドリー復帰を模索し続けいた。
そんななか、突如として浮上したのがアメリカMLSへの挑戦だ。
ハメスの去就に注目しているのが、MFアンドレア・ピルロとMFカカが退団したニューヨーク・シティとオーランド・シティだ。
チームの顔となるスター選手が、それぞれ現役を引退し新たなサイクル構築に向けビッグネームの獲得が求められている。
ハメスの胸中は知る由もないが、欧州のビッグクラブで大きな結果を残すことができていない現状を考えると、今後も主要リーグでプレーすることを望んでいるかもしれない。
バイエルンの新監督に就任したユップ・ハインケス監督の構想に含まれているものの序列は低い。
ロシア・ワールドカップ出場のためにも、所属クラブでの出場機会が必要だが、選手本人がどのような決断をすることになるのだろうか?