ニース所属のFWマリオ・バロテッリ。今季終了後にニースからの退団が噂されているが、バロテッリが移籍先として希望しているのが古巣マンチェスター・シティのようだ。
2010年から2013年1月までシティでプレーしたバロテッリ。
ピッチ内外で数多くの問題行動が指摘され、2シーズン半でリーグ戦54試合に出場し20ゴールと完全に精彩を欠いていた。
フランス・リーグ・アンで復活の兆しを掴みつつあるバロテッリ。
だが、ニースが苦しい戦いを強いられており、仮に来季の欧州カップ戦出場権を逃すようであれば、バロテッリのサラリーを負担し続けることができないため、売却へと舵取りを切ると言われている。
自身の現状において、バロテッリは次のようなコメントを残している。
「 私は、マンチェスター・シティが大好きだ。ファンも愛している。クラブが好きなんだよ。シティだったら給料なしでも戻りたいと思うね。マンチェスター・シティで過ごした日々は、自分の人生の中で最高の時だったよ 」
シティに対し、熱烈なラブコールを送ったものの、クラブを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督の耳には響かない。
シティは、今クラブレベルとワンランク、いやツーランク上のクラブへと変貌を遂げようとしている。
27歳と最も脂ののった時を過ごすバロテッリだが、プレースタイルや素行などグアルディオラ監督の構想に入るとは考えにくい状況にあり、逆オファーは叶うことはないだろう。