アーセナル所属のFWニコラ・ペペ。2019年夏にクラブ史上最高額の移籍金でペペ獲得したアーセナルが、同選手放出の可能性を検討しているようだ。
推定7200万ポンドの移籍金でアーセナルへ加わったペペ。
リーグ・アンを魅了したパフォーマンスが期待されたものの、アーセナル加入初年度はリーグ戦31試合に出場し5ゴールでシーズンを終了。
ウナイ・エメリ前監督の信頼を勝ち得ることが出来ず、昨季途中に指揮官に就任したミケル・アルテタ監督からも評価を大きく落とす。
今季、ヨーロッパリーグで4試合に出場し3得点を記録し一発勝負に無類の強さを披露している一方でリーグ戦では8試合(先発2試合)に出場し1得点と精彩を欠いている。
さらに、リーグ第8節のリーズ線で相手選手への頭突きで一発退場となり、指揮官は『 受け入れられない 』と選手を大きく非難。
ポゼッションスタイルに移行したアーセナルにおいて、ペペの立ち位置は思わしくない。
今夏にチェルシーを退団したFWウィリアンの獲得もペペにとっては苦しい立場に追いやられているのが現状。
緊縮財政を続けるアーセナルは、現在大きな不良債権化となるMFメスト・エジルの二の舞を避けるべく、ペペの早期売却を検討。
選手獲得に投資した移籍金の減価償却もなし得ていない現状で安価な価格での売却は選択肢にないが、あらゆるオファーに耳を傾ける用意があるとのこと。
ペペ獲得には、高額な資金が必要になることを考えると今冬の交渉実現は考えにくい。
選手の意向は不明だが、残留を求めるのであれば残された時間は少ない。
果たして、アーセナルはペペ売却に踏み切ることになるのか注目が集まりそうだ。
アーセナル
FWニコラ・ペペ放出を検討https://t.co/ho6IDLYcRw— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) November 29, 2020