今冬の移籍市場で中盤の補強を目指しているアーセナルが、チェルシー所属のMFジョルジーニョ獲得でクラブ間合意に達したようだ。
今後、ジョルジーニョがアーセナルのメディカルチェックをパスし、正式契約締結へと交渉は移行してゆくことになる。
アーセナルは今季開幕から好調を維持し、リーグ戦19試合を終えプレミアリーグ首位に立つ。
シーズン期間中にワールドカップ・カタール大会が開催されたこともあり、リーグ後半の過密日程が危惧されており、アーセナルは冬の戦力補強を模索。
とりわけ、FWガブリエル・ジェズスが負傷離脱したCFと中盤の補強に力を入れていた。
これまで複数の選手がリストアップされるなか、クラブを率いるミケル・アルテタ監督が思考パスサッカーを昇華させる選手獲得を模索。
即戦力の選手がマーケットに出回っていなかったため、補強見送りかと見られていた。
しかし、状況は冬のマーケット閉幕直線に訪れた。
今冬の移籍市場で大型補強を敢行したチェルシーが、ジョルジーニョ売却を決断。
アーセナルとの交渉が大きく進展し、1200万ポンドの移籍金を支払うことでクラブ間合意に達したようだ。
なお、選手個人とも契約面で合意に至っており、ジョルジーニョとアーセナルは1年半+1年間の延長オプションという契約を締結することになるという。
2018年夏にナポリからチェルシーへ新天地を求めたジョルジーニョ。
加入直後からチェルシーの中核な選手として活躍し、チームの潤滑油として結果を残してきた。
不安要素は31歳を迎えた年齢のみ。
ただ、アーセナルには若い選手が多いこともあり、ジョルジーニョのベテラン選手としての経験をクラブに還元できれば悲願のプレミアリーグ制覇の実現も高まることになる。
アーセナル
チェルシー所属のMFジョルジーニョ獲得でクラブ間合意報道https://t.co/8X36TOokgr— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) January 31, 2023