ダビド・デ・ヘア、契約延長に向け週給35万ポンドのサラリーを要求へ、破談ならパリSGが獲得に接触か?

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 マンチェスター・ユナイテッド所属のGKダビド・デ・ヘア。クラブとの現行契約が2020年までとなり、契約延長に向け交渉は進められている。

 

 

 

 

 ただ、現段階では両者の契約延長交渉は順調に進んでいない。
 最大の障害は、選手側が求める高額なサラリーだ。

 

 今季も低迷するクラブの中で、数多くのゴールを阻止するビッグセーブを連発するデ・ヘア。
 絶対的な守護神としてユナイテッドのゴールマウスに鍵をつけるなど、存在感は強烈だ。

 

 だが、ユナイテッドとの契約が残り1年となった今、残留か移籍かで大きく揺れている。
 デ・ヘア側は、ユナイテッド残留の意向は強いものの、クラブから提示されたオファーが自身が設定する条件をクリアできていない場合、移籍を視野に入れ今夏に向けた動きを加速させるとみられている。

 

 現時点で移籍先最有力候補としてあげられているのが、パリ・サンジェルマンだ。
 奇しくも、今季チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦でパリSGと対戦したユナイテッド。

 

 歴史的な逆転勝利でベスト8に駒を進めたユナイテッド。
 その立役者の一人となったのが、デ・ヘアだ。

 

 パリSGは、今季ジャンルイジ・ブッフォンとアルフォンス・アレオラの両選手で長いレギュラーシーズンを戦っている。
 だが、悲願のチャンピオンズリーグ早期敗退はクラブにとって到底予想のつかないことだったはずだ。

 

 報道によると、クラブ首脳陣はこれまで行ってきた補強方針と結果が伴わないことから、路線を変更することを検討。
 多く在籍するベテラン選手が一掃される可能性も報じられている。

 

 その煽りを一番に受けそうなのが、大ベテランGKであるブッフォンだ。
 ブッフォンとパリSGの現行契約は今季終了後に満了を迎える。

 

 単年契約での延長の可能性も残されているが、デ・ヘア獲得の道が開けるあら間違いなく獲得を決断するだろう。
 現時点でパリSGがデ・ヘア獲得に向け用意している条件は、選手が要求する週給35万ポンド満額のサラリー、クラブ側に対しては移籍金6000万ポンドのオファーを提示することで揺さぶりをかけようとしている。

 

 オーレ・グンナー・スールシャール監督と正式契約を締結し、これからだという威風が漂うユナイテッド。
 絶対的守護神を予想だにしない形で売却することとなれば、クラブそして指揮官にとっても大きな痛手となることは間違いない。

 

 去就が注目されるデ・ヘアだが、果たしてシーズン終了までに契約更新という形で交渉を終えることができるのか注目だ。

 

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