マンチェスター・シティ所属のFWセルヒオ・アグエロ。今冬の移籍市場でACミランがアグエロ獲得に向け本腰を入れているようだ。
シティは、アーセナル所属のFWアレクシス・サンチェスの獲得を画策。
早ければ冬のマーケットでの獲得も噂されており、このオペレーションに成功した場合にアグエロがマーケットに出回ることになるという。
ミランは、アグエロ獲得に向け8000万ポンドという異常と言ってもいいほどのオファーを用意。
シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督の下で、準スタメンの立ち位置であるアグエロ。
今季開幕直後は主力として起用されたものの、アグエロはグアルディオラ監督の戦術にフィットしきれないまま、交通事故での負傷で2ヶ月程度戦列から離れることが確定。
前線に複数のタレントを抱えるシティは、ガブリエル・ジェズス、アグエロの2トップでシーズンを開幕。
リーグ6試合に出場し6得点をマークしていたが、グアルディオラ監督はアグエロに対し納得できるオファーが届けば売却を決断するとされていた。
とはいえ、ミランが準備しているオファーは29歳を迎えた選手のパフォーマンスと比較しても、インフレ気味のマーケットに飲み込まれた価格設定と言っても言い過ぎではないだろう。
この夏、推定2億ユーロをマーケットに投資し、現優先力の大幅な一新を断行したミラン。
これらの交渉は、保有権を持つクラブの“ 言い値 ”で取引されたとされ、実質的な交渉は行われたなかったとも伝えられている。
ケガの完治具合も分からず、同時に加齢により徐々にパフォーマンスが低下する選手に対し8000万ポンドのオファーは破壊的なオファーであることは間違いないのだが…