イブラヒモビッチ、ミランはオプション行使の可能性を模索、来季CL出場権確保で残留か?

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 ACミラン所属のFWズラタン・イブラヒモビッチ。ミランは、同選手との契約に盛り込んだオプションの行使を検討しているようだ。
 2019年12月、アメリカMLSのロサンゼルス・ギャラクシーとの契約が満了となったイブラヒモビッチ。

 

 低迷が続く古巣ミラン復帰を決断し、今冬に1年間の延長オプションを付与した半年間の契約で加入。
 セリエA再デビューでゴールという結果を残したイブラヒモビッチ。

 

 今季、ここまで公式戦9試合に出場し3得点1アシストを記録。
 38歳を迎えながらも、衰え知らずの得点力は健在でトップレベルでもプレーできることを改めて証明した。

 

 ミランがオプション行使決断の条件は、来季チャンピオズリーグ出場権を確保だろう。
 事実、ミランでテクニカル・ディレクターを務めるパオロ・マルティーニ氏は同選手の去就について次の通りコメント。

 

「 我々が来季のチャンピオンズリーグ出場権を得た場合、オプションを行使する事もあるだろう 」

 

 ミランは、現在リーグ第25節終了時点で7位をキープ。
 CL出場権獲得は、リーグ戦を4位でのフィニッシュが必要。

 

 暫定ながらリーグ4位につけるアタランタとの勝ち点差は“ 9 ”。
 逆転できない数字ではないが、不安定な戦いを強いられている現状では楽観視できないだろう。

 

 次期エースとして期待していたクシシュトフ・ピョンテクをエヴァートン へ売却したミラン。
 イブラヒモビッチも半年で退団となれば、今夏に大物ストライカーの補強に動くことは必須。

 

 財政面の問題も懸念されるが、選手育成のためにもオプションを行使し2021年まで慰留させることが理想的な気もするが。

 

 

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