マンチェスター・ユナイテッド所属のFWズラタン・イブラヒモビッチ。昨季を最後にユナイテッドとの現行契約が満了を迎え、その後契約を更新する形でユナイテッドに残留したイブラヒモビッチ。
2017年4月に行われたヨーロッパリーグの試合中に負傷を行い、長期離脱が確定。
その後11ヶ月に渡り治療とリハビリに取り組み戦列に復帰したばかりだ。
出場機会を重ねるものの、得点という結果がついてきていないのが現状だ。
ユナイテッドとイブラヒモビッチの現行契約が今季終了後に満了を迎える。
ユナイテッドからすれば、移籍金の発生する今冬に売却するというプランが最適な選択であることは間違いない。
このタイミングで移籍の可能性が浮上したことを考えると、再契約は冬のマーケットで売却を匂わざるを得ない。
現に、マーケティング面でイブラヒモビッチのネームバリューに関心を寄せるアメリカMLSや中国スーパーリーグ等、複数のクラブが獲得に関心を示している。
条件次第であることは間違いないが、ユナイテッドは売却の姿勢を崩さないだろう。
イブラヒモビッチは、今季公式戦7試合に出場。カラバオカップのプリスト・シティ戦で復帰後初ゴールをマークしているが、格下相手に奪ったゴールであり、未だプレミアリーグでの得点を記録していないのが現状だ。
現在、またしても負傷しリハビリ生活を過ごすイブラヒモビッチだが、クラブ側はさらなる契約を延長する意向はないと見られており、オファーが届いた時点で売却交渉の席に着くことは間違いないだろう。
今夏の移籍市場でエヴァートンから獲得したFWロメル・ルカクが前線で孤軍奮闘の活躍を披露。
11月にイブラヒモビッチが復帰した時点でターンオーバーが有効とされてきたが、フィジカルコンディションの維持に苦しむイブラヒモビッチが戦力として計算することが不明な状況が続く。
今冬に大型補強が噂されるユナイテッドにとって、高値で売却が期待できるイブラヒモビッチの放出を視野に入れていることは間違いない事実だろうが。