ユナイテッドがデ・ヘア流出に備える?オブラクやピックフォード獲得に興味?

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 マンチェスター・ユナイテッドが、アトレティコ・マドリー所属のGKヤン・オブラク、エヴァートン所属のGKジョーダン・ピックフォードを補強リストへリストアップしたようだ。

 

 

 

 

 今夏の移籍市場でダビド・デ・ヘア退団が噂されるユナイテッド。
 両者は2020年までの現行契約を延長すべく交渉を進めているが、サラリーの昇給を求める選手側とクラブが提示する希望額に大きな隔たりがあり交渉が停滞。

 

 今季中に契約更新できなければ、売却に向けた動きが加速すると見られている。
 すでに、デ・ヘアの去就にはパリ・サンジェルマンが関心を示すなど、去就が注目されている。

 

 ユナイテッド残留をプライオリティにおくデ・ヘアだが、選手の希望額をクラブ側が用意することができなければ、今夏に正守護神退団も視野に入れている。
 水面下では、新守護神獲得に向けオブラクとピックフォードを補強リストへリストアップしているようだ。

 

 両選手ともに、所属クラブでのパフォーマンスは高く評価されており、代表招集常連組。
 ユナイテッドにとって、デ・ヘア退団は大きな痛手だがどちらかの選手を獲得することができれば、ダメージは最小限にとどめておくことができる。

 

 ただ、タフな交渉が強いられることは間違いない。
 とりわけ難しいのは、アトレティコでラ・リーガ屈指の守護神へと成長したオブラクのほうだろう。

 

 過去に幾度となくオブラクへの関心が噂されたユナイテッド。
 3季連続でサモラ賞を受賞するなど、アトレティコ躍進の原動力として活躍。
 獲得成功は、大きな補強になるがリスクは伴う。

 

 最大の問題は、言葉の壁か?
 デ・ヘアがユナイテッド移籍後リーグにフィットするまで数年間要したのは記憶に新しい。

 

 無論、即フィットする可能性も残されているが、獲得には1億ポンド程度の移籍金が必要になる。
 それらを考えれば、イングランド代表で活躍するピックフォード獲得のほうが低リスクかもしれない。

 

 オブラク獲得のリスク、言葉の壁はピックフォードにはない。
 イングランド代表で正守護神を努めている点も、クラブにとって魅力だろう。

 

 とりわけ、近年ユナイテッドとエヴァートンの間で移籍交渉で幾度となく接触を続けておりクラブ感の関係性は良好だ。
 獲得には、一定の移籍金は必要であることは間違いないが、これまで交渉結果を鑑みればオブラクよりも獲得の確率は高い。

 

 デ・ヘアとの契約延長交渉に趣を置く現状で、守護神補強は時期尚早かもしれない。
 が、仮にスペイン代表GKと交渉が決裂した場合、代役を早急に決定しなければならなく、ユナイテッドに残された時間はさほど多くはないのかもしれない。

 

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