ユヴェントス、サッリ監督の要請を受けチェルシーからジョルジーニョを含む2選手引き抜きを画策か?

LINEで送る
Pocket

 

 ユヴェントスの新監督に就任したマウリツィオ・サッリ監督が、チェルシー所属のMFジョルジーニョとDFエメルソン・パルミエリの2選手引き抜きをクラブに要請したようだ。
 サッリ監督のサッカーを体現する上で欠かすことができないジョルジーニョ。

 

 昨年夏の移籍市場でも指揮官の要請でナポリからチェルシーへ新天地を求めていた。
 サッリ監督の起用法は大きな批判を集めたが、ジョルジーニョはチェルシーで結果を残しプレミアリーグ3位、ヨーロッパリーグ制覇に大きく貢献。

 

 サッリ監督退任以降、チェルシーでどのように振る舞うことができるのかが注目されている。

 

 一方、今夏の移籍市場でアレックス・サンドロの移籍が噂されるユヴェントスだが、サッリ監督はその代役にパルミエリ獲得を要請しているという。
 チェルシーでは、リーグ戦で10試合のみの出場と大きな結果を残せていないが、サッリ監督は同選手を高く評価している様子。

 

 これまで左サイドバックの補強には複数の選手がリストアップされてきた。
 レアル・マドリー所属のDFマルセロがリストの上位に位置していたものの、ジネディーヌ・ジダン監督復帰により残留が確実。

 

 そして、サッリ監督が就任したことで補強リストの構図が一変したようだ。
 問題はチェルシー側にある。

 

 今後2回の移籍市場において補強禁止処分が決定されたチェルシー。
 現有戦力の維持は必須の状況にあり、ユヴェントスからのオファーに耳を傾ける可能性は極めて低いだろう。

 

 大きく動きがあるとすれば、スポーツ仲裁裁判所が提訴を認め処分保留となった場合のみだろう。
 来季、チャンピオンズリーグが控える現状において、在籍する選手をどのようにして引き止めるかがチェルシーの課題だが果たして。

 

 

LINEで送る
Pocket