アーセナル所属のMFジャック・ウィルシャー。今冬の移籍市場で移籍する可能性が再び浮上した。
この夏、盛んに報じられてきたウィルシャー移籍の噂。
他クラブからのオファーを受けながらも、最終的にアーセナル残留が確定。
その持てるポテンシャルは高く評価されているものの、MFメスト・エジルやFWアレクシス・サンチェスの双璧を切り崩すことができず、準レギュラーが定位置だ。
ロシア・ワールドカップ欧州予選でイングランド代表招集外となり、クラブそして代表ともに戦列から離れている。
イングランド代表監督であるガレス・サウスゲイト監督はウィルシャーに対し『 良いレベルでプレーし続けなければならない 』とコメント。
サウスゲイト監督は、ウィルシャーをイングランド代表の中心選手として計算していることは間違いない。
だが、クラブレベルで継続的にプレーできていない選手の招集はリスクが高い。
ワールドカップ本大会出場を目指すウィルシャーも、現状に危機感を覚えている。
“ ガラスの司令塔 ”と揶揄されたが、今季のフィジカルコンディションは良好。
与えられた貴重な出場機会を着実に結果につなげており、アーセナルでも上々のパフォーマンスを披露。
だが、ヴェンゲル監督から絶大な信頼を勝ち得ることができていないのが現状だ。
この夏、完全移籍で他クラブへ売却される可能性が高まったウィルシャー。
これまで売却不可避とされてきたウィルシャーだが、クラブ側は同選手に適切なオファーが届けば交渉の席に着くとみられている。
現在、ウェストハムやクリスタル・パレス等、プレミア勢が強い関心を示しているとされている。
リーグ戦では出場機会を得ることができていないものの、ヨーロッパリーグ2試合、カラバオ・カップに1試合出場し、難しシーズンを過ごすが高いコンディションを維持している。
この夏、幾度となる移籍の可能性が噂されたウィルシャーだが、今冬に新天地を求めることとなるか注目が集まりそうだ。