ACミランを率いるジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が、早くも正念場が訪れているようだ。
現地時間11月27日に成績不振により解任されたヴィンチェンツォ・モンテッラ監督の後任としてミランの指揮官に就任。
これまで外部から、歯に衣着せぬで痛烈にクラブを痛烈に批判し続けてきたガットゥーゾ監督。
だが、指揮官が想像している以上に自体を好転することは難しいのが現状のようだ。
筆者が特別に感じたことは、指揮官自身が『 私が問題だと感じているなら、すぐに辞任する 』というコメントだ。
この発言は、指揮官自身が考えている以上に重い印象を受けた。
自身が志向するスタイルを選手個々が十分なパフォーマンスを披露できていないという考えが何処かにあるのかもしれない。
そもそも、指揮官として確かな実績を持ち合わせないガットゥーゾ監督が、この発言を発する時点で問題だ。
クラブフロントは、自体を急転させるべく現地時間27日に行われるコッパ・イタリア準々決勝のミラノダービー、そして現地時間30日に行われるリーグ第19節のフィオレンティーナ戦の結果如何において、ガットゥーゾ監督の進退について検討しているという。
とはいえ、ガットゥーゾ監督を解任した場合の新監督人事が、いまのミランとって大きな問題だ。
一説によると、一度解任したモンテッラ氏が暫定監督に復帰する可能性があると伝えている。
何れにしても、現在のミランは結果を残さなければならない。
このまま低迷が続けば、GKジャンルイジ・ドンナルンマやDFレオナルド・ボヌッチなど主力流出の可能性が懸念しされる。
ガットゥーゾ監督に与えられた時間は年内に開催される2試合。
この戦いで結果を残さなければ、解任という憂き目にある可能性は非常に高く今後の去就に注目が集まりそうだ。