ボアテングがバイエルン退団? シティとユナイテッドが争奪戦へ

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 バイエルン・ミュンヘン所属のDFジェローム・ボアテング。今夏の移籍市場でプレミアリーグ挑戦の可能性が浮上した。

 

 ボアテング獲得に関心を示しているのが、マンチェスター・シティとマンチェスター・ユナイテッド。
 両クラブともにCB補強を目指しており、ドイツ代表DF獲得に関心を示している。

 

 同選手をとりわけ高く評価しているのが、シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督だ。
 グアルディオラ監督は、2014年から3シーズンにわたりバイエルンを率いていた当時、ボアテングを直接指導。

 

 ボアテングは、この3シーズンで飛躍的に成長しドイツを代表するDFへと変貌。
 かつてシティに在籍経験のあるボアテングだけに、移籍に向けたハードルは高くない。

 

 一方で、シティ同様この夏にCB補強を画策するユナイテッドもボアテング獲得に関心を示している。
 ジョゼ・モウリーニョ監督は、すでにレアル・マドリー所属のDFラファエル・ヴァランやバルセロナ所属のDFサミュエル・ウムティティをリストアップしている。

 

 同じ都市に籍を置くライバルクラブのシティがドイツ代表DF獲得に動くならば、今冬同様に獲得レースに参戦するだろう。
 なによりも、ボアテングはCBのみならず、右サイドバックもこなすことができるポリバレント性は、モウリーニョ監督好みの選手だ。

 

 問題は、最終ラインの中心選手であるボアテングを、バイエルンが簡単に売却を許すかどうかだ。
 ボアテング獲得には、最低でも5000万ポンド程度の移籍金が必要と言われている。

 

 豊富な資金を持つ両マンチェスター勢にとって、捻出できない金額ではないことを考えると、今後の交渉の行方に注目が集まりそうだ。

 

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