チェルシー、ミランと大型トレードを画策? イグアイン獲得に向けモラタ譲渡を画策?複雑な交渉は免れないが

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 チェルシーが、今冬の移籍市場でACミラン所属のFWゴンサロ・イグアイン獲得に関心を示しているようだ。
 今夏の移籍市場でユヴェントスからレンタル契約でACミランへ加入したイグアイン。

 

 ここまで公式戦17試合に出場し7ゴール3アシストを記録している。
 ただ、フィジカルコンディションの影響もありここ2ヶ月近くゴールから遠ざかっているのが現状。

 

 不甲斐ないパフォーマンスの影響かメンタル面にも不安を抱え、古巣ユヴェントスとの一戦で主審に対し激高し退場。
 ベテランらしからぬ態度でチーム首脳陣からの信頼が低下しつつあるのが現状だ。

 

 すでに、ミラン首脳陣はイグアインの早期返却も視野に入れ今冬の移籍市場で新ストライカー獲得を目指す動きもある。
 そんなイグアインを高く評価しているのが、チェルシーを率いるマウリツィオ・サッリ監督だ。

 

 チェルシーは、得点力不足にあえぐモラタやオリヴィエ・ジルーに変わるストライカーの補強を画策。
 今冬にも補強に向けた動きを見せると言われており、サッリ監督が高く評価するイグアイン獲得に関心を示している。

 

 チェルシーは、イグアイン獲得交渉を遂行する際、取引にミランが来夏の移籍市場で獲得を目指すモラタをトレード要員として譲渡するプランを検討。
 ただ、イグアインの保有権を持つのはユヴェントスだ。

 

 ユヴェントスは、ミランからレンタル料として1800万ユーロを受け取っている。
 今季終了後には、3600万ユーロの移籍金を支払うことで完全移籍が成立する。

 

 チェルシーは、イグアインの移籍交渉の際はユヴェントスとの接触も行わなければならない。
 イグアインの退団とモラタ獲得を進めていたミランにとって、チェルシーの動きは理想的なもの。

 

 ただ、交渉が難解で大きな調整は必要になるだろう。
 FFPの問題も抱えるミラン。大きな資金を動かすことは難しい現状に置かれており、この大型トレードを実現させることができるか注目だ。

 

 

 

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