マドリー、来夏のメインターゲットは、パリSGのキリアン・ムバッペ、秘策を持って獲得交渉に挑む

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 パリ・サンジェルマン所属のFWキリアン・ムバッペ。来夏の移籍市場に向け去就が慌ただしくなり始めたようだ。
 今夏の移籍市場でも移籍が盛んに報じられたムバッペ。

 

 だが、最終的にパリSG残留を決断し、今季も中心選手として活躍することが期待されている。
 一方で、パリSGとムバッペの現行契約は2022年に満了を迎える。

 

 ムバッペ獲得を模索するクラブの勝負の時は、来夏の移籍マーケット。
 争奪戦を大きくリードするとされるマドリーは、今夏の移籍市場でチェルシーからMFエデン・アザールを獲得したケースをムバッペ獲得にも流用する予定とのこと。

 

 マドリーは、ムバッペに対し来夏に獲得の意思があることを伝え、クラブとの契約延長を保留させるという戦術をとる。
 パリSGは、選手との契約延長交渉が進まないことに苛立ちを感じ始め、残契約年数1年となった来夏のタイミングでの売却を模索し始める。

 

 このタイミングで、パリSGが首を横に振ることができないオファーを提示し、ムバッペを強奪するという戦略だ。
 ただ、リスクはある。

 

 パリSGは、FFPの制裁下にあるものの、実質的な資金は無尽蔵にあることから補強資金は必要としていない。
 おそらく、ムバッペの取引には推定2億ユーロから2億5000万ユーロ程度の移籍金を要求すると予想。

 

 資金面では問題ないマドリーだが、今夏棚上げとなった中盤の補強や、志半ばで離脱した最終ラインの補強も課題。
 今夏、3億ユーロ以上の資金を投資し大型補強を断行したマドリーだが、来夏も今夏の規模に迫るほどの補強を見せることになるのか注目だ。

 

 

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