パリ・サンジェルマン所属のFWキリアン・エムバペ。来夏の去就が注目されるエムバペに、リヴァプールが関心を示しているという。
レアル・マドリー移籍が既成事実として伝えられるエムバペ。
ここに来て、リヴァプールが獲得に関心を示したことで争奪戦の様相へ。
無論、パリSGは同選手の売却は否定し続けているが、選手がステップアップを望む以上移籍の可能性は拭いきれない。
ただ、エムバペ獲得には推定2億ユーロを超える移籍金の支払いが必須。
メディアでは、今夏必要最小限の補強で乗り切ったリヴァプールの資金力は十分と考え獲得の可能性があると伝えている。
問題は、ユルゲン・クロップ監督が構築した、サディオ・マネ、モハメド・サラー、ロベルト・フィルミーノの3トップが機能している現状にエムバペを獲得するというプランはチームに大きな混乱を招きかねない。
控えも充実しており、エムバペ獲得となればポジションが重なるサラー、もしくはマネのいずれかの選手売却が条件となりそう。
パリSGとエムバペの現行契約は2022年まで。
選手本人が、マドリー移籍の前にもう1つのクラブに在籍することを望んだ場合、リヴァプールは規模や結果において申し分ないクラブ。
クロップ監督の下で経験を積むことで、攻守両面で飛躍的な成長を遂げることはできるかもしれない。
ただ、今季順調な戦いを続けるリヴァプールが、順調に機能し続けるチームを解体するかどうかは大きな疑問が。
一時、指揮官やチームメイトとの不仲説が報じられたサラが新天地を求めることになれば、エムバペ獲得交渉に本腰を入れる可能性も考えられるが果たして。
リヴァプール
パリ・サンジェルマン所属のFWキリアン・エムバペ獲得に興味https://t.co/n2okxtiBHh— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) November 7, 2019