ベイル、来夏にマドリー退団を希望?CL招集外で移籍を決断とも

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 レアル・マドリー所属のFWガレス・ベイル。来夏の移籍市場でマドリーを退団することを希望しているという。
 今夏の移籍市場でマドリー退団が盛んに報じられながらも、選手が移籍を拒否し獲得に巨額な資金が必要となることから移籍交渉が頓挫したベイル。

 

 夏のプレシーズン期間中に、クラブが多くの負傷離脱者を抱えたことから移籍が一転チームに残留することに。
 リーグ開幕戦こそ好パフォーマンスを連発し周囲を納得させたベイルだが、その後徐々にパフォーマンスは劣化。

 

 ジネディーヌ・ジダン監督と微妙な関係が続くベイル。
 指揮官は、指揮官はパフォーマンスの向上が見られないベイルを大一番であるチャンピオンズリーグのクラブ・ブリュージュ戦で招集外を決断。

 

 この決定を誰よりも驚いたのはベイル自身であり、指揮官の決定に大きな落胆を覚えたはず。
 その上、ベイルに浮上した脱税問題でクラブからの全面的なバックアップが得られない現状に苛立ちを抱えていることは間違いない。

 

 すでに四面楚歌状態にあるベイルは、来夏に向け移籍という選択肢を取ることになるかもしれない。
 ベイルの移籍で最も大きな恩恵を得られるのはクラブだろう。

 

 今夏の移籍市場で3億ユーロ以上の資金を投資し大型補強を行ったマドリー。
 財政面の問題はクリアしているが、来夏の移籍市場で獲得が噂されるパリ・サンジェルマン所属のFWキリアン・ムバッペ補強資金の捻出は必須。

 

 市場価値が下降の一途をたどるベイルを如何にして高値で売り抜くことができるかはマドリーにとって至上命題。
 そして、ベイル自身も今季は間違いなく勝負のシーズンとなる。

 

 グループステージとはいえCLに招集されなかったことは、ジダン監督から突きつけられた事実上の戦力外通告。
 負傷離脱中のMFマルコ・アセンシオ復帰となれば、スタメンのポジションは危うくなるのは間違いない。

 

 ベイルにとって、今夏と同様の現状が続くことになれば、移籍先の選択肢は欧州外を選ぶことになる。
 30歳という年齢を考えれば、今夏に噂された中国挑戦はキャリア的にも時期尚早。

 

 移籍を望んだとしても、受け入れるクラブが現れないことを考えれば欧州でのキャリアは終わりを迎えることに。
 新天地探しを模索することになるベイルにとって、厳しい条件を突きつけられたとしても、ハードワークを続けなければ次のキャリアにつながらないことは間違いないが、果たして。

 

 

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