レアル・マドリー所属のFWガレス・ベイル。マドリーとベイルの現行契約は今季限りで満了を迎える予定。
クラブ側は、選手が受け取る高額な年俸の負担を重荷に感じており、契約満了でベイルを退団させるべく、契約延長にむけたオファーを提示していないのが現状。
これを受け、ベイル側は現役引退の可能性も示唆しながら、自らの去就を明確にしてこなかった。
しかし、今回の発表では、マドリーとの現行契約満了後にクラブを退団し、新たに新天地を求めることになるどうと選手の代理人を務めるジョナサン・バーネット氏が示唆した。
これにより、2013年夏からマドリーに在籍するベイルが現行契約満了で退団することが事実上決定した。
注目の今後の去就だが、バーネット代理人は次のとおりコメント。
「 ウェールズ代表はカタールワールドカップ欧州予選でプレーオフ決勝に残っており、6月にスコットランド代表またはウクライナ代表と対戦して本大会出場を争う。11月から12月にかけて開催される大会の出場可否次第で、ベイルは来季のクラブを決断することになるようだ 」
現役引退、現役続行どちらにも明言しなかったが、カタール・ワールドカップ出場権が確保できれば、現役続行は確実となりそうだ。
では、一体どのクラブチームに在籍することになるのかが最大の関心ごととなる。
バーネット代理人の話によると、ベイルの元には複数のクラブから獲得オファーが届いている模様。
なかでも、未だ評価の高いプレミアリーグの複数のクラブから熱心な誘いが続いており、イングランド復帰に向け選手側は動いているとのこと。
現在、ベイル獲得に関心を示しているクラブは、古巣のトッテナムやサウサンプトン、最近クラブ買収が終了し潤沢な資金力を持つニューカッスルや、今季好調のアストン・ヴィラが有力視とされている。
さらに次点として地元ウェールズのクラブであるチャンピオンシップ(2部)のカーディフ・シティも獲得に名乗りを上げている。
今後、腸は核のオファーがベイルの元に届かない限り、ここまで上がったイングランド方面のクラブ移籍で交渉が進められていくと考えられる。
魅力的なのは、今夏にバルセロナからMFフィリペ・コウチーニョを完全移籍で獲得したアストン・ヴィラでベイルがプレーしている姿が見てみたい印象が強い。
ただ、大筋の予想では世界屈指の資金力を持つとされるニューカッスルが争奪戦を牽引する動きを見せることは確実だという予想もあるが果たして。
レアル・マドリー所属のFWガレス・ベイル
今季限りでクラブ退団へ
代理人が示唆https://t.co/A3e8a0ajN0— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) May 17, 2022