今夏の移籍市場でインテルからベンフィカへレンタル契約で加入しているFWガブリエウ・バルボーザ。
ブラジル代表で将来を約束された感のあるガビゴルだが、ベンフィカで苦しいシーズンを過ごしている。
2016年夏に移籍金2800万ユーロでサントスからインテルへ完全移籍したガビゴル。
だが、当時インテルは苦しいシーズンを過ごしガビゴルに多くの出場機会を与えることができなかった。
16-17シーズンで9試合の出場にとどまり、今季より新指揮官に就任したルチアーノ・スパレッティ監督の構想に含まれずベンフィカへ新天地を求めていた。
インテルとベンフィカの契約には買い取りオプションが付与されており、2500万ユーロの移籍金を支払えば完全移籍が成立する。
だが、ベンフィカにこれだけの移籍金を支払う以降はないとされ、早期返却の可能性も伝えられている。
仮に、ガビゴルがインテルへ復帰したとしても、好調をキープするクラブでは出場機会を得ることはできない。
この夏にスパレッティ監督の構想外とされたことを考えると、なおさらだ。
ベンフィカ、そしてインテルで苦しい戦いを強いられているガビゴルは、今冬の移籍市場で母国ブラジルへの復帰を視野に入れつつマーケットでの動きを模索していることは間違いない。
パリ・サンジェルマンに所属するFWネイマールとプレースタイルが似ていることから“ ネイマール2世 ”と称された逸材だが、セリエAで大きなインパクトを残すことができておらず、先行きが不透明な現状のようだ。