チェルシーが前線の補強にガビゴル獲得に興味?

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 フラメンゴ所属のFWガブリエウ・バルボーザ。チェルシーが、ガビゴル獲得に関心を示しているという。
 今冬の移籍市場でストライカーの補強を模索するチェルシー。

 

 ガビゴルは、昨季フラメンゴの3冠獲得に大きく貢献。
 貴重な得点源としてシーズンを通して奮闘。

 

 高い得点能力を持ち、23歳と若いブラジル代表ストライカー獲得にいち早く興味を示したのがチェルシー だったという。
 だが、獲得には問題がある。

 

 チェルシーは、今季ブレイクを果たしたFWタミー・アブラハムとポジションを競う能力を持つ選手を必要としている。
 現在、オリヴィエ・ジルー、ミシー・バチュアイが在籍するもフランク・ランパード監督の構想から外れており、実質戦力はアブラハムのみの状況。

 

 ランパード監督も前線のテコ入れを示唆し補強の必要性を強調。
 そんななか伝えられたのがガビゴルだ。

 

 ブラジルで結果を残し欧州再挑戦に向けた準備は整った感はあるが、どうも腑に落ちない。
 クラブ・ワールドカップでのパフォーマンスを見ても分かるとおり、ブラジル国内での実力は申し分ないが、インテルやベンフィカで結果を残せなかったことは気がかり。

 

 CWCでのパフォーマンスも低調なもので期待されていたほどのインパクトを残すことはできなかった。
 今回の報道もどこまでが事実かどうかは不明。

 

 もしかしたら、チェルシーとインテルが戦力補強を行いたいポジションや選手を当てはめて交渉の可能性を伝えているだけなのかもしれない。
 事実、インテルはチェルシー所属のDFマルコス・アロンソ獲得を狙っている。

 

 チェルシーには、オリヴィエ・ジルーに移籍が盛んに伝えられCFの補強は必須。
 両クラブとも、マーケットに投資できる資金は限られている現状もある。

 

 これら既成事実を並べ、組み込んだ情報がチェルシーのガビゴル獲得報道につながった可能性もある。
 今回の報道に、どこまで信憑性があるかは未知数だが、チェルシーが現時点でガビゴル獲得に動くのは大きなリスクを抱えることとなる。

 

 インテル、ベンフィカでのプレーで欧州で結果は残せず、ブラジル国内が限界というレッテルを貼られてしまった感のあるガビゴル。
 欧州再挑戦に意欲を燃やすガビゴルだが、果たしてチェルシー移籍は実現できるのか注目だ。

 

 

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