チェルシー所属のMFエデン・アザール。自身の去就に対し決断の時が迫っているようだ。
移籍市場が開くたびにレアル・マドリーへの移籍の噂が絶えないアザール。
今夏、マドリーはアザール獲得に近づいたとされたが、代表選で負傷を負ったため移籍が成立することはなかった。
だが、アザール獲得に関心を示し続けているマドリーは、今季終了後に獲得するため、大きな動きを見せるとされている。
2018年1月に27歳を迎えるアザールにとって、ワールドカップ終了後に自身のキャリアでステップアップする大きなチャンス。
現地メディアでは、『 アザールにとって2018年夏は重要で27歳になる。その時が来れば、彼は残りのキャリアをチェルシーで過ごすのか、レアル・マドリーで過ごすのかを決めなければならない。今後数週間または数カ月で、彼がチェルシーと新しい契約を結ぶのかみていく必要がある 』と伝えている。
選手として最も充実したキャリアを迎えることとなるアザール。
クラブ側が提示するオファーを快諾することとなれば、マドリーは獲得交渉から撤退することは間違いないだろう。
バロンドール受賞がより現実味を帯び始めてきた年齢であり、アザール本人が世界で最も栄誉のある個人タイトルを獲得したいと常に発言している。
チェルシーを率いるアントニオ・コンテ監督は、欧州でもトップクラスの勝者のメンタリティーを持つ人材。
が、その気性は荒く、選手個々の能力が着実に引き出すことができるかどうかは、今後の手腕次第か?
とはいえ、アザールクラスの選手となれば、選手本人の意思だけで事は簡単に進まないのは事実。
現欧州王者であり新たなサイクル構築に向けチーム改革を行なっているマドリー。
アザールがマドリーへ移籍することとなれば、FWクリスティアーノ・ロナウドの後継者として大きな注目を集める事は間違いない。
フロレンティーノ・ペレス会長も、アザールのパフォーマンスには大きな期待を寄せている。
チェルシーとマドリーには、すでに選手の移籍に関して大きなパイプができている事は間違いなく、今後の動きに注目が集まりそうだ。