レアル・マドリー所属のDFエデル・ミリトン。今夏の移籍を検討しているようだ。
2019年夏にFCポルトから移籍金5000万ユーロでマドリーに加入したミリトン。
大器として期待され、スタメンが固定化されたCB陣とポジション争いが期待されていたものの、セルヒオ・ラモスとラファエル・ヴァランの牙城を切り崩すまでには至っていないのが現状。
出場機会の少なさに不満を抱えるミリトンは、2022年カタール・ワールドカップ出場に向け出場機会を欲している。
そのため、今夏の移籍市場で他クラブへ移籍することを検討している模様。
加入当初、周囲から寄せられる期待値の高さに推し潰されるような形でパフォーマンスが低下。
ジネディーヌ・ジダン監督を満足させるだけのパフォーマンスを披露できずベンチが定位置に。
だが、チャンスが回ってきたのが、チームの柱DFセルヒオ・ラモスの負傷離脱だ。
S・ラモスの離脱やシステム変更で出場機会を得始めたミリトンは、徐々に本来のパフォーマンスを取り戻す。
マドリーの主力を務めるまでのレベルには達していないものの、及第点は与えられるパフォーマンスを披露。
今季開幕時点の評価は、売却候補にリストアップされていたものの、クラブフロントは徐々に考えを変化。
マドリーは、ミリトンが将来的に重要な選手へと成長することを確信しており、慰留を基本路線として交渉を進めていくことになる模様。
仮に、今回の報道通りミリトンが移籍を決断した場合、バイエルン・ミュンヘンを筆頭に国外の複数のクラブから関心を集めることは間違いない。
現在、マドリーはミリトン慰留に向け注力するよう動きを見せているという。
ただ、クラブがミリトンを説得することができなければ、今夏に他クラブと交渉を回避することができなくなる。
マドリーは、最悪のケースを想定しミリトン獲得に費やした5000万ユーロを回収できるオファーが届いた場合にのみ選手の退団を認める方針だともいう。
マドリーは、長年最終ラインを構築し続けてきたS・ラモスとラファエル・ヴァラン両選手に移籍の可能性が浮上。
一方で、未発表ながら今季限りでバイエルン・ミュンヘンを退団するDFダビド・アラバの加入が内定している。
S・ラモス、ヴァラン両選手が退団を決断すれば、必然的に選手層に不安を抱えることになることから、さらなる補強が必要になるだろう。
まだまだ荒削りながら、我慢強いパフォーマンスを見せ始めたミリトン。
クラブとしては、将来性を高く評価しておりミリトンを慰留させておきたいところだが、万が一移籍を決断することになれば、以前から獲得が噂されるビジャレアル所属のDFパウ・トーレス獲得に本腰を入れることになるだろうが果たして。
レアル・マドリー所属のDFエデル・ミリトン
今夏に移籍を検討?
クラブは残留希望も、条件次第で売却を検討ともhttps://t.co/0jBpHPhp4v— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) April 13, 2021