アーセナル監督人事に決着、ウナイ・エメリ氏が就任へhttps://t.co/nbfMOnettK
— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) May 23, 2018
新監督人事に揺れるアーセナルが、ウナイ・エメリ氏の招聘を正式発表した。
今季、失意のシーズンを過ごしたアーセナル。
22年にわたりクラブを率いてきたアーセン・ヴェンゲル監督の退任を決断し、新たな扉を開けるべく新監督人事に着手してきた。
後任人事には、様々な憶測が報じられてきたが、最終的に今季を最後にパリ・サンジェルマンとの契約が満了を迎え自由契約となったエメリ氏を迎え入れることとなった。
リーグタイトル、そしてチャンピオンズリーグ返り咲きを目指すアーセナル。
クラブは、ヴェンゲル監督の築き上げたスタイルを昇華させる人物であると大きな期待を寄せている。
これまで多くのクラブを渡り歩いた46歳の新監督は、セビージャを率いていた際、前人未到のヨーロッパリーグ3連覇に導いた。
今季、パリSGを国内3冠に導くことに成功した。
だが、エメリ新監督は長いリーグ戦を戦い抜くことは得意としていない印象だ。
カップ戦での勝負強さは有名だが、今のアーセナルに必要な指揮官かと問われれば疑問が残る。
マンチェスター・ユナイテッドを率いていたサー・アレックス・ファーガソン元監督退任時と同様の騒動がアーセナルに訪れなければ良いが。
指揮官の年齢などを考えると、エメリ新監督に長期政権を委ねようとしている考えがひしひしと伝わってくるだけに。
リーグ・アン挑戦初年度に、リーグ随一の戦力を誇ったクラブの5連覇獲得に失敗しているだけに、もしかしたらアーセナルは今後も苦しいシーズンを過ごすことになるかもしれない。