チェルシーを率いるアントニオ・コンテ監督に、イタリア代表指揮官就任の可能性が浮上した。
コンテ監督はユーロ2016でイタリア代表を率い、同大会終了後にチェルシーの指揮官に就任。
初年度でプレミアリーグ制覇に導き、プレミアリーグでも自身のスタイルが通用することを披露した。
だが、今季蜜月な関係を構築しているとみられていた、コンテ監督とチェルシーだが、両者の間には少なくない摩擦があることは間違いない。
その結果がチームの成績に現れており、今季プレミアリーグ第7節を終了した時点で4位とディフェンディングチャンピオンとして満足いく結果ではないはずだ。
ロシア・ワールドカップ欧州予選で、苦しいたたきを強いられてきたイタリア代表。
苦しい戦いを繰り広げ、プレーオフ進出を勝ち取ることに成功。
だが、イタリアサッカー連盟のジャンピエロ・ヴェントゥーラ監督を率いる現代表に満足していない。
ワールドカップ出場権を確保したタイミングで、ヴェントゥーラ監督を解任し、次期指揮官にコンテ監督の復帰を画策しているという。
コンテ監督は、今夏の移籍市場でクラブの戦力補強に満足しておらず、一時退任が伝えられてきた。
未だにくすぶり続けているコンテ監督のチェルシー退任説。
イタリアサッカー連盟は、コンテ監督を引き抜くためにロビー活動を開始するとみられており、今後の動きに注目が集まるところだ。